2018/06/09 12:13
梅雨入りして新緑が勢いを増し
梅の実もたわわに実っていますね♪
晴れ間の日差しもいよいよ夏らしくなってきて
お肌の日焼け→シミ、シワが
気になってしまう季節でもあります。
さて、前回から始まった
「 糀ってどう肌に良いの?? 」
を少しずつご紹介するシリーズ。
前回は「美白」についてでした。
2回目はお肌の「ターンオーバー」です(^^)
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そもそも「ターンオーバー」とは何でしょう?
人間の皮膚は層になっていて
内部から表面に新しい細胞が押し上げられ
ふるくなった表面が剥がれ落ちながら
サイクルしているのですが、
そのサイクルのことを
「ターンオーバー」と呼びます(^^)
その周期は
20代では28日
30代では40日
40代では55日
50代では75日
くらいが目安だそうです。
年齢に合ったサイクルが大切で
サイクルが早すぎても遅すぎても
肌に負担がかかってしまいます。
肌のいちばん表面は細胞が死んだ状態の角質です。
この角質はいつまでも剥がれずにいると
毛穴を塞いでしまったり
日焼けやシミが治りにくかったり
くすみやたるみに繋がったりするようです。
でも逆にターンオーバーが早すぎることで
充分に成長していない細胞が表出してしまい
バリア機能が弱いことによる
赤み、かゆみなどが出てしまうことも。
自分の年齢や体質に合ったペースで
健やかな肌のサイクルを作ってあげたいですね。
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さてここから本題の、糀がターンオーバーと
どんな関係があるのか?というお話です(^^)
糀をつくっている麹菌は
プロテアーゼという「たんぱく質を分解する酵素」を出します。
これはお肉を柔らかくしたり
大豆のたんぱく質をうまみに変えて味噌や醤油を作る
麹菌の代表的な酵素でもあります♪
たんぱく質といえば、
人間のお肌もたんぱく質。
つまり糀に触れることで、
肌表面の角質=たんぱく質も
分解されるのです(^^)
酒造りをする杜氏さんの手が白いだけでなく
すべすべな理由がなんとなく分かっていただけたでしょうか、、♪
きっと、美白のコウジ酸で
メラニンが抑制されることに加えて
角質も分解されてターンオーバーが
うまくいっているのでしょうね!
実は更にターンオーバーを助けるはたらきが
糀にはあるのです。。♪
それはまた次回ご紹介しますね。
ただし、塩糀のなかに手を
何時間も何日も漬けたままにしていたら
きっとターンオーバーが早く
なりすぎてしまいますよね。
糀のはたらきを知ることで
内からも外からも
上手に綺麗になっていきましょうね♪♪
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ちょっと長くなってしまいましたが(^^;
今回は「麹」と「ターンオーバー」についてご紹介しました!
次回ーその3ーは、、、「ターンオーバー②」です♪
粉雪のような糀
雪糀ーゆきこうじー